バンコク日本人サポート事務所

タイでのトラブル・詐欺に巻き込まれた等、事案

タイでの詐欺事案

タイを巡る詐欺事案について

タイを巡る詐欺事案について
1)投資関連
①「タイの不動産に投資しませんか?」
②「タイのマンション(コンドミニアム)を購入して家賃収入を得ませんか?」
③「タイの事業に投資して、毎年配当がもらえます」
現在、タイは日本でいう土地バブルであり、特にバンコクやパタヤなどで顕著な傾向が見られます。土地やマンションを購入して確実に配当を得られるといった誘いが頻繁に行われています。
しかし、お待ちください。海外に投資する場合、自分自身で十分に確認しましたか?
現地を何度も訪れ、土地の所有者が投資する相手や会社であることを確認しましたか?(タイでは外国人は土地を所有できませんが、コンドミニアムは例外です。)
また、コンドミニアムでも、同じ建物内での外国人の購入割合は制限されています。割合にきちんと収まっていることを確認しましたか?
投資後、配当や土地の登記簿などを正確に確認しましたか?
事業への投資の場合、毎年(できれば毎月)の損益計算書や決算報告を受け取りましたか?
投資先の事業が黒字なのか赤字なのか、報告がありましたか?
また、解約したい場合、応じてくれましたか?
少しでも疑問を感じた場合、投資先の会社が適切な資料と説明を提供してくれましたか?
ダヌパット法律事務所の日本人調査部では、投資を検討する前に、また投資先の会社が信頼できるかどうかの精査を承っております。
投資する前に、正確な情報を得てから投資することが当然ですが、普段は細かい費用管理に気を付けている方でも、大きな金額が絡むと警戒心が薄れがちです。
騙されたと気づいた時には、費用や時間の損失、不安感が増すだけです。事前の十分な調査を行ってから、決断してください。

○典型的な安心感を与えるタイの投資詐欺パターンの例

○典型的な安心感を与えるタイの投資詐欺パターンの例
1)王様と一緒に写っている写真を見せられる(または王女様、皇太子様など王族の方々)
※タイにおいて王様は絶対的な存在です。王様は尊敬すべき方であり、特定の個人に特別扱いすることはありません。しかし、このような写真を見ただけで信頼してしまう方が多いのが現状です。

2)タイの警察や有力者、政府高官との関係を示す。
 詐欺師の典型的な手法ですが、このような言葉を鵜呑みにしてしまう日本人も多すぎます。事業に投資する場合、警察や有力者、政府高官が最終的に責任を負ってくれるでしょうか?

3)タイに10年以上在住しているか、長年営業しているので信頼できる。
この言葉にも注意が必要です。タイには多くの日系企業がありますが、ほとんどが日本からの駐在員です。
駐在員は3〜5年のサイクルで日本に帰国し、新たな駐在員が派遣されます。
その繰り返しです。そうした日本人社会の中で、歴史が古く長年営業しているからといって信頼できるとは限りません。
海外であるからといって油断してしまうこともあるかもしれません。
海外で、日本人が一番騙されやすいことを忘れないでください。
ダヌパット法律事務所の日本人調査部では、上記のような投資案件の事前調査だけでなく、詐欺が判明した場合に投資金額の返還手続きや訴訟など、クライアントの救済をサポートしています。
まずは困った時や悩んだ時に、さらなる被害を避けるためにも、ご相談ください。

投資以外での詐欺

投資以外での詐欺
投資以外でのタイにおける詐欺事案ですと 多岐にわたりますが、ほぼ上記記載の投資がらみに近い形での詐欺が多く見受けられます。
他には、日本人経営のトラブル解決会社の弁護士を使っての訴訟問題解決など
タイで日本人弁護士は一切の権限を持っておりません。
また営業も許されておりません。
結局は、タイ人弁護士に依頼することになりますが、その日本人と弁護士が一緒に結託して、最初に高額な着手金のみを受け取り、あとは放置に近いような形、そのあと、日本人経営の事務所に連絡してもほぼ相手にされないなどの報告がされています。
反対に日本ではないので日本人の感覚で物事を進めていくにも、非常に難しい部分があります。
まして、弁護士相手に直接、進捗、結果を聞こうとするにも、言語はタイ語、もしくはつたない第三ヶ国語である英語のみでのやりとりとなります。
その中で、お互いに勘違いというのが必ず生じます。
タイでお困りの方は、ダヌパット法律事務所へご相談ください。
当事務所は、日本人サポートチームを完備しており、日本語で安心してご相談いただけます。
COPYRIGHT © Danupat Law Office. ALL RIGHTS RESERVED.